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たまには真面目なことも。内視鏡について。

[2020.03.17]

当院では内視鏡検査(上部のみですが)も施行しております。

実は来月頃には新しい機械になる予定です。楽しみ~(*^-^*)

これまでは経口内視鏡(口から入れるタイプの内視鏡)のみでした。

今回の買い替えを契機に経鼻内視鏡(鼻から入れるタイプの内視鏡)に変える…

と思いきや、変えないことにしました!!

経口・経鼻どちらももちろんメリットデメリットはあります。

経鼻はスコープ(管の部分)が細いので、患者さんにとっての喉などの違和感も少なく、舌根(舌の付け根)を圧迫しないので嘔吐反射も起きにくいのは事実だと思います。

また、経鼻の弱点であった画質も以前よりは格段に良くなってきていると思います。

そして経口は経鼻と比較すると嘔吐反射がもちろん起きやすいです。

 

しかしながら、私見かもしれませんが画質はやはり経口の方が勝っていると思います。

鮮明に映る範囲が広く、病変の見落とし防止になると思います。

内視鏡を苦痛なく抜き差しすることも大事なことです。

それよりも重要なのは的確に「診断すること」だと思います。

また、内視鏡中に空気を入れたり吸ったりしていますがその速度・パワーは経口が圧倒的に優位です。(これは経口のカメラが太いからです)

内視鏡は意外かもしれませんが「吸引」も大事なのです。

 

経鼻のメリットももちろんあるので様子をみて可能であれば追加出来たらなぁ…

と思っていますが、上記のような考えもあり当院は経口内視鏡で行っていく方針としております。

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